【メーカー包装済】 ●極上和本YM4924●江戸明治和本等＞なまづくにぶるひ 災異 木訥野夫編 鯰部類大全 和書

■なまづくにぶるひ［〈北陸・道路・西国・九州〉鯰部類大全］

【判型】中本1冊。溝口竹亭『俳諧をだまき綱目大成』（全二巻揃・合本一冊）宝暦11年 田中庄兵衛刊 江戸時代和本 俳諧をだまき綱目 俳句 俳諧書 俳書。縦179粍。1914年 栄華物語 与謝野晶子 中澤弘光絵 金尾文淵堂 彩色挿絵多 検索⇒木版画家 絵本 木版摺 洋画 日本画 浮世絵 陸軍美術協会 曾山幸彦。

【作者】木訥野夫編・序。f240502025〇彩色木版画 広重 富士三十六景 東海堂左り不二 静岡県富士市依田橋 アダチ版画研究所 昭和５０年〇和本古書古文書。

【年代等】安政元年11月自序・刊。竹久夢二木版画装『中山晋平曲 童謡小曲』(2冊=第15,17集) 昭和5年 山野楽器店刊 北原白秋・野口雨情・西條八十ら歌詞。瓢磐堂板。詠史百首　大沼枕山　明治期　和歌　短歌　詩学　戦前明治大正古書和書古本　　NK。

【備考】分類「災異」。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管　　毛利　　古文書　書状。『なまづくにぶるひ』は、嘉永7年11月4日の「安政東海地震」による国内の被害状況などを記した書。『文政再版 続江戸往来』森屋治兵衛刊 江戸時代和本 往来物 江戸案内書 絵入本。本書前半部「国部類」に記述のある地域として「武蔵・相模・下総」から「摂津・和泉・紀伊」までの20カ国を色刷表紙に記載する。聖戦美術/陸軍省情報部/非売品/支那事変二周年記念日/昭和14年/小磯良平・向井潤吉・川端龍子・橋本関雪/荒木貞夫題字/和装本/戦時資料。「安政の大地震」は、安政年間（1854-60）に前後13回続発した地震の総称で、多く安政2年10月2日（1855年11月11日）に江戸を中心に近辺諸国をおそった大地震を指すが、本書は、それによる津波でロシア軍艦ディアナ号が沈没したことで知られる嘉永7年11月4日の「安政東海地震」についての報告である。ちりめん本　日本の芝居　寺子屋・朝顔　Japanische Dramen Terakoya und Asagao 独語　　長谷川武次郎　カール　フローレンツ。扉絵に富士山風景図を掲げ、続いて「豆州下田湊において露西亜（オロシヤ）の破船一艘を修覆の図」を掲げる。●俳諧書●『誹諧御傘』全10巻5冊揃い 俳諧御傘 松永貞徳著 俳諧式目 作法書 帝畿宣風坊書林●古書 和本 江戸時代 俳句。後者は11月4日の地震で大破したディアナ号の修理の様子を描いたもので、本文でも「下田湊へ逗留の露西亜船ことごとくいたみ、帆ばしらをゆりたをし、端船（ハセン）は一艘ものこらずくだけたりといふ」と述べるが、実際は「修理のため下田港から戸田港に向かう途中強い西風に煽られ、宮島村（現：富士市）沖で沈没した」（Wikipedia参照）という。永井荷風『葛飾土産』限定300部 昭和25年 中央公論社刊。続いて本文を半丁11行の小文字で綴り、東海道筋（相模・伊豆・駿河）以下、地域別に地震後の被災状況と被災者の規模をほぼ時系列的に記載する。頼山陽『校刻日本外史』（全12冊揃）明治18年 大日本帝国海軍軍艦・富士山艦旧蔵書（印記「富士山艦印」）明治時代和本。以上が本書の中心をなす「国部類」で、巻末に「〈北陸・道路・西国・九州〉鯰部類大全」3丁を付す。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管　毛利　　古文書　書状。こちらは越前・若狭・播磨・美作・備前・備中・備後・安芸・周防・長門・淡路・阿波・讃岐・伊予・土佐・筑前・筑後・豊前・豊後・肥後・肥前・日向・大隅・薩摩における被害の有無や被害状況を簡単に記す。梁川星巌『星巌集』（全12冊揃）天保12年 河内屋茂兵衛他刊 江戸時代和本 漢詩文集 漢詩集。

★原装・刷外題・状態概ね良好(表紙やや傷み補修)。【昭和49年覆刻・限定500セット「古文書時代鑑（上）」】東京大学史料編纂所編/定価20万円/。刊本は稀書(現存唯一。J24021702〇茶家好古集覧 全１冊 須原屋茂兵衛他板 花押 千利休 織田信長 豊臣秀吉 古田織部 細川幽斎他 嘉永７年〇和本古書古文書。他に所蔵無し)